やめてみた。という本を読みました。
31のやめてみたことを、
可愛らしいイラストで描かれたコミックエッセイ。
今まで必要だと思っていたこと
それが普通だと思いていたこと。
暮らしの中で、そういうことってたくさんあって
私も、たくさんやめたことがあるので、
共感しながら読み進めることができました(*^^*)
やめてみた。
充実させなきゃ!と思うことをやめてみた。
中でも、第十二話「充実させなきゃ」の巻は
読んで心がスッと軽くなりました。
毎日を充実させたいと考え、
「人生が充実しそうなこと」で予定を埋め
ギッチリ埋まった手帳を眺めてニッコリ
そして、疲れる。
何度も経験があるので、ものすごくわかります!
自分が何をしている時に充実感を感じるかではなく…
「こういう事をすれば充実している人に見えそう」
人と比べ、私は充実していないと焦り
他人目線で「充実」させなければと考えてしまう。
無意識のうちに、
私にもそういう考えがあったと気づきました。
何で充実を覚えるかは、人それぞれ。
著者のわたなべぽんさんは、
家中ピカピカに掃除して、
買い物ついでにお散歩して、
部屋でゆっくり読書をする方が
自分にとって充実感があると気づいたそうです。
「今まで気づかなかったけど、
これまでの生活の中にも私なりの充実感はちゃんとあったんだ。」
とても印象に残る一言。
私は、好きな楽を流しながら家中を掃除して、
お気に入りのソファに座って、
のんびりコーヒーを飲んでいる時
あ~、今日も幸せだな~って感じます。
それなのに、心のどこかでは
また今日も1日中家にいた。何もしなかった。充実していない…
そんなモヤモヤもありました。
その原因にやっと気づくことが出来ました。
他人ではなく、私が充実感を感じているのだから
この生活を変える必要なんて無いんですよね!
「以前よりも自分の生活が
愛しく楽しく感じられるようになりました」
著者の言葉の通り、
私も他人目線の充実感にとらわれる事をやめて
今までの暮らしが、ますます好きになりました(*^^*)